第5回ナデシコプログラムレポート~日本酒は「世界酒」を目指す ~2026 Miss SAKE 埼玉 矢作明子
皆様、こんにちは。
2026 Miss SAKE 埼玉 矢作明子です。
3月28日(土)、第5回ナデシコプログラムが実施され、以下の3つの講義を受講いたしました。
1.日本酒は「世界酒」を目指す ~ユネスコ無形文化遺産登録
2.日本酒基礎表現(English ver.)
3.着付け講座
① 日本酒は「世界酒」を目指す ~ユネスコ無形文化遺産登録

本講義は、元外交官であり、日本酒外交を推進されている 門司健次郎 様よりご講義いただきました。
まず初めに、日本酒が外交や国際交流の場において、日本の価値観や文化を穏やかに伝える「ソフトパワー」として活躍していることについてお話がありました。

日本酒は単なる飲み物ではなく、日本の歴史・風土・人の営みを体現する存在であり、言葉を超えて日本を伝える力を持っているという点が非常に印象的でした。
一方で、日本酒業界が現在直面している課題についても触れられ、日本酒の出荷量の減少、酒蔵数の減少など、厳しい現状があることを学びました。
こうした危機的状況を打開するための一つの大きな取り組みとして、日本酒および日本の食文化を ユネスコ 無形文化遺産へ登録する意義についてご説明いただきました。
ユネスコ無形文化遺産への登録は、単に保護することが目的ではなく、日本酒と日本の食文化の価値を世界に発信し、次世代へ継承していくための重要なステップであると感じました。
講義の中で語られた
「日本酒を“真の国酒”から、“世界酒”へ」
というお言葉が特に心に残っています。
日本酒を国内だけで消費される文化に留めるのではなく、世界中の人々に親しまれる存在へと発展させていくこと。
その一端を担う存在として、Miss SAKEとしての役割と責任を改めて強く実感する講義となりました。
② 日本酒基礎表現(English ver.)
本講義は、2025 Miss SAKEの 館農知里 さんより、日本酒文化を伝えるための英語表現についてご指導いただきました。

まず初めに、Miss SAKEとしての海外活動についてお話があり、英語は海外での活動に限らず、近年増加している外国人観光客への対応として、国内イベントにおいても英語で日本酒を説明する場面が多くあることを学びました。
日本国内にいながらも、英語で日本酒文化を発信する重要性を改めて実感しました。

講義では、日本酒文化を英語で伝えるための基本構成として、
・自己紹介
・Miss SAKEの紹介
・日本酒の紹介
について学びました。
これらを英語で伝える際に大切なポイントとして、以下の3点を教えていただきました。
文法を気にしすぎず、単語を並べるだけでも伝わること
声に出して繰り返し練習すること
すぐに使える言い回しをいくつか暗記しておくこと
講義内では、実際に全員で英文を声に出して読みながら練習する時間も設けられ、英語表現を「知識」としてではなく、「使える表現」として身につけることができました。

特に日本酒を紹介する際には、自分なりの日本酒の味わいを英語でどのように表現するかを考えるワークを行い、2人1組のペアになって意見を出し合いました。

Fruity(フルーティー)や Light(軽やか)といった表現に加え、Bold(力強い)や gentle flavor(やさしい味わい)など、新たな表現を学ぶことができ、大きな発見となりました。

今後、海外の方と接する機会においても、自信を持って日本酒を紹介できるよう、日頃から英語を使い、今回学んだ英語表現を積極的に実践していきたいと思います。
③ 着付け講座
本講義は、一般財団法人 民族衣裳文化普及協会 より、山本磨理子 様、宇井千晃 様、石田和美 様、徳丸くるみ 様にご指導いただきました。

本講座では、着物を自分で美しく着る「自装」について学びました。

一つひとつの所作や工程に意味があり、正しく、そして美しく着付けることの難しさを改めて実感しました。
着崩れしにくく、所作が美しく見えるポイントや、細部への意識の重要性についても丁寧に教えていただき、着物姿は見た目だけでなく、立ち居振る舞いまで含めて完成するものであると学びました。
「美しく着られるようになるためには、練習あるのみ」というお言葉が印象的で、日々の積み重ねの大切さを強く感じました。

今後は今回学んだことを活かし、繰り返し練習を重ねながら、自信を持って着物を着こなせるよう努めていきたいと思います。
