第19回 デシコプログラムレポート「酒がつなぐ文化とご縁」2026 Miss SAKE 埼玉 矢作明子

皆様、こんにちは。

2026 Miss SAKE 埼玉 矢作明子です。

① 琉球泡盛 完全ガイド

講師:大西美香 様(一般社団法人Miss SAKE 代表理事)

今回のナデシコプログラムでは、「琉球泡盛 完全ガイド」をテーマにご講義いただきました。

日本の酒文化は「醸造」を軸に発展してきた文化であり、日本酒・焼酎・泡盛は、それぞれ異なる歴史と製法を持っています。

 日本酒が三回に分けて原料を仕込む段仕込みを行うのに対し、泡盛は原料を一度に仕込む製法で造られること、また使用する麹も、日本酒は黄麹、焼酎は白麹、泡盛は黒麹と異なる点が、酒質や熟成の違いに大きく影響していることを学びました。

中でも特に印象に残ったのは、泡盛の古酒(クース)文化です。
瓶熟成・樽熟成・甕熟成という多様な方法の中で、甕で長い年月をかけて育てる古酒は、人の人生と深く結びついた存在だと感じました。
生まれた年に甕に貯蔵し、20歳を迎えた節目に味わうという風習からは、泡盛が単なる嗜好品ではなく、家族や記憶とともに受け継がれていく文化であることが伝わってきます。

また、日本酒・焼酎・泡盛すべてに共通して麹が使われている点に、日本の酒文化の根幹を改めて感じました。
泡盛がプリン体ゼロ・糖質ゼロであることなど、現代のライフスタイルとも親和性の高い側面を持つことも印象的でした。

今回の講義を通して、泡盛は時間の積み重ねがそのまま味わいとして表れるお酒であり、その背景には土地の風土や人々の営みが息づいていることを学びました。
Miss SAKEとして、こうした物語を自分の言葉で伝えていきたいと強く思いました。


② 2026 Miss SAKE 最終選考会 リハーサル

午後は、2026 Miss SAKE 最終選考会に向けたリハーサルを行いました。
オープニングランウェイや自己PRを中心に、本番を想定した実践的な内容となりました。

ランウェイでは、ただ歩くのではなく、「お客様の記憶に残る歩き方」を意識することの重要性を学びました。
姿勢や視線、足運び、一つひとつの動作に意味を持たせることで、所作そのものが表現になることを実感しました。

自己PRのリハーサルでは、ファイナリストそれぞれの発表を通じて、一人ひとりの個性や背景の違いが大きな魅力になることを改めて感じました。

他の方の自己PRを聞くことで、自分自身の強みや伝え方を見つめ直すきっかけとなり、本番に向けてさらに磨いていきたいという気持ちが高まりました。


③ 酒粕ちゃんこ鍋 × 日本酒

合宿最後の夕食は、ファイナリスト一同で酒粕ちゃんこ鍋を囲む時間となりました。
温かい鍋を囲みながら、各ファイナリストが持ち寄った地酒を味わい、日本酒の多様な個性を改めて感じるひとときでした。

酒粕のやさしい旨味と日本酒の調和を楽しみながら、自然と会話も弾み、和やかな雰囲気の中で食事をすることができました。

またこの時間は、これまで共に歩んできたナデシコプログラムの日々を振り返り、最終選考会に向けて気持ちを一つにする、大切な時間でもありました。

日本酒が人と人をつなぎ、場の空気をやわらかくし、想いを共有するきっかけとなることを改めて実感し、Miss SAKEとしてその魅力を伝えていく意義を再確認しました。