第10回 ナデシコプログラム レポート〜女性の健康を未来へつなぐ学び〜2026 Miss SAKE 埼玉 矢作明子

皆様こんにちは。
2026 Miss SAKE 埼玉 矢作明子です。

第10回ナデシコプログラムでは、「女性の健康」をテーマに、医学・栄養・メディア・社会構造といった多角的な視点から、全5講義を受講しました。

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① 女性特有の不調と食事・生活習慣

講師:奈良岡佑南 様
 (一般社団法人ラブテリ ゼネラルマネージャー/博士〈医学〉
順天堂大学 健康総合科学先端研究機構
大学院医学研究科スポートロジーセンター 特任助教)

冒頭では、BMI測定、ヘモグロビン数値測定、骨密度測定を実施しました。普段は意識することの少ない数値を可視化することで、自身の身体状態を客観的に把握する重要性を実感しました。特に骨密度は若年期からの蓄積が将来の健康に大きく影響するため、「今を知ること」が将来の予防につながると強く感じました。

講義で最も印象に残ったのは、日本が世界的に見ても深刻な「やせ問題」を抱えているという事実です。

成人女性の約5人に1人が低体重であり、それが健康リスクとして十分に認識されていない社会背景があることを学びました。

「やせ」は、糖尿病リスクの増加、骨折や要介護状態のリスク、妊娠率の低下など、将来にわたる重大な健康問題につながります。
美しさを追求する価値観が、健康を脅かしている現状に強い危機感を覚えました。

また、月経やPMS症状の改善には、適度な運動と栄養バランスの取れた食事が不可欠であり、ほうれん草、納豆、卵、鰹などを取り入れた和食が、女性の身体に非常に理にかなっていることを学びました。日本の食文化が持つ知恵と価値を、改めて誇らしく感じました。

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② 医食同源米コンソーシアムについて:金芽米弁当

講師:東洋ライス株式会社 企画広報部  佐藤彩花 様

本講義では、まず「お米の栄養」について学びました。
近年注目される糖質制限ダイエット。私も何度かやったことがあります。実は、糖質を過度に控えることでエネルギー不足に陥り、筋肉量の低下や基礎代謝の低下を招く可能性があることを知りました。

お米は、
・咀嚼回数が多く満腹感を得やすい
・腹持ちが良い
・脂質が少ない
・食物繊維を含む
といった特徴を持ち、適切に摂取することで体脂肪になりにくい、非常に優れたエネルギー源であり積極的に摂取すべきだと学びました。

東洋ライス株式会社様独自の精米技術により、栄養価の高い亜糊粉層を残した「金芽米」について紹介いただきました。糖質を抑えながらも美味しさと栄養を両立している点が大きな特徴です。

昼食では金芽米を使用したお弁当をいただき、噛むほどに感じる甘みから、知識だけでなく体感を通じて学ぶ貴重な時間となりました。

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③ メディアからみた「フェムテック・フェムケア」の変化や役割

講師:産経新聞社 フェムケアプロジェクトディレクター 日下紗代子 様

本講義では、「フェムテック」「フェムケア」という言葉が、メディアを通じてどのように社会へ広がり、どのような役割を担っているのかを学びました。

フェムケアプロジェクトは、女性の健康課題を女性だけの問題として捉えるのではなく、家族や社会全体の課題として共有する取り組みである点が印象的でした。

国際女性デーにおける新聞紙面のフルラッピングや、国際男性デーに社内で実施された生理研修など、知識を伝えるだけでなく「体感」を通して理解を深める取り組みに、メディアの持つ影響力と責任を強く感じました。

フェムテック・フェムケアを一過性の流行で終わらせず、社会の意識変革につなげていくためには、継続的な発信と対話が不可欠であることを学びました。

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④ 将来の妊娠に向けて、今からできる体づくり

講師:慶應義塾大学病院 産婦人科医/生殖医療専門医 内田明花 先生

本講義では、将来の妊娠に向けた体づくりについて、「プレコンセプションケア」を軸に学びました。
妊娠してからではなく、妊娠を考える前から自分の身体を知り、整えることの重要性を理解しました。

月経や排卵の仕組み、子宮・卵巣に関する疾患、不妊治療の選択肢について学び、正しい知識を持つことが将来の選択肢を広げることにつながると感じました。

ノンメディカル卵子凍結については、「お守り」や「タイムカプセル」という表現が印象的であり、医学の進歩に過度に期待するのではなく、現実的なリスクと向き合う姿勢の大切さを学びました。

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⑤ 健やかな女性を目指して ~プレコンセプションケアの視点から~

講師:一般社団法人ラブテリ 代表理事 予防医療・栄養コンサルタント 細川モモ 様

本講義では、プレコンセプションケアの視点から、日本女性が抱える健康課題について学びました。

特に、日本女性のやせ問題が次世代の低出生体重児増加につながり、負の連鎖を生んでいるという現実は非常に衝撃的でした。また、不妊や骨粗しょう症性骨折による社会的コストの大きさから、女性の健康が個人の問題にとどまらず、社会全体の課題であることを強く認識しました。

「女性活躍」という言葉の裏側で、無理を重ねることで健康を損なっている女性が多い現状は、今後見直すべき社会構造の一つであると感じました。


講師の皆様によるトークセッション・質疑応答

講義の最後には、本日ご登壇いただいた講師の皆様によるトークセッション形式の質疑応答の時間が設けられました。
それぞれ異なる専門分野で活躍されている講師の方々が一堂に会し、女性の健康を多角的な視点からお話ししていただきました。

特に、不妊治療や卵子凍結を実際に経験された方のお話は、とてもリアルで胸に残るものでした。
「選択肢があることを知っているかどうかで、未来の向き合い方が変わる」という言葉が印象的で、今すぐ妊娠を考えていなくても、自分の身体や将来について早い段階から知ることの大切さを強く感じました。

今回のナデシコプログラムを通して、女性の健康は「今」を守るためだけでなく、「未来」と「次世代」へとつながる重要なテーマであることを学びました。

Miss SAKE 埼玉として、日本酒や日本文化の魅力を伝えると同時に、健やかに生きるための知識や視点も発信していくことが、自身の役割であると感じています。今回得た学びを、今後の活動にしっかりと活かしてまいります。