2025 Miss SAKE 「第7回ナデシコプログラム」〜踊り、学び、感じた日本の心。伝統と未来をつなぐ体験〜2025 Miss SAKE 埼玉 石﨑智子
皆様、こんにちは。
2025 Miss SAKE 埼玉 石﨑智子です。
【①日本舞踊体験稽古】
「日本舞踊」の体験稽古があり、藤間美都也先生から直接ご指導いただきました。
私自身、日本舞踊を習っていたこともあり、今回の稽古はとても楽しみにしていました。
藤間先生は、着物姿も立ち居振る舞いもとても美しくて、見ているだけで「こんな風になれたら素敵だな」と思わずにはいられませんでした。動きのひとつひとつが丁寧で、言葉を使わなくても気持ちが伝わるような、日本舞踊の魅力を改めて感じる時間でした。
今回の演目は「さくらさくら」。桜が舞う春の風景が目に浮かぶような曲に合わせて、体の向き、指先の動きまで細かく教えていただきました。特に印象に残ったのは、ただ形を覚えるのではなく、「その動きにどんな意味があるのか」を先生が教えてくださったことです。
外での発表では、近くでお食事をされていた方々がこちらに注目してくださっていて、踊り終えたときに温かい拍手をいただきました。その瞬間、とても嬉しくて、心がじんわり温かくなりました。
青空の下、風を感じながら踊るのはとても気持ちよくて、日本舞踊が自然とともにある芸術なんだと、改めて感じました。
また、先生が披露してくださった「松の緑」は、成長や繁栄を願う意味が込められた曲で、優雅さの中に力強さも感じられ、見ているだけで背筋が伸びるようでした。舞台に立つ先生の姿は、まさにその願いを体現しているようで、とても印象的でした。
改めて、日本の伝統文化の美しさや奥深さを感じる、貴重な体験となりました。
【②日本酒の国際化:株式会社コーポ・サチ 平出淑恵様】
今回の講義では、「日本酒の国際化」について、株式会社コーポ・サチ 代表取締役の平出淑恵様よりお話をいただきました。
平出様は、日本酒を世界へ広めるために、長年第一線でご活躍されてきた方で、その取り組みや想いを聞かせていただく中で、改めて日本酒の奥深さや可能性を感じました。
元国際線客室乗務員だった平出様は、多忙な生活の中でソムリエなど数々の資格を取得。「空飛ぶソムリエ」として世界中のワイナリーを巡った経験から、「素晴らしいワイナリーがある地域にはワインファンが集まる」とし、日本酒も同様に、その魅力を伝えることは土地のブランド力向上や観光振興につながると語りました。
日本酒を「文化遺産」と捉え、定義や世界観を持って戦略的に伝える重要性を強調。「SAKE」という言葉の広がりに対し、「日本酒とは何か」を明確に伝えることが価値を高めると述べました。
最後に、日本酒を地方創生や国際交流に活かし、次世代への贈り物にしたいという強い想いを語られました。

【③日本酒学と地方創生:新潟大学 岸保行様】
新潟大学日本酒学センタ副センター長であり、経済科学部准教授の岸保行様から、日本酒学という新たな学問領域と、その社会的意義についてお話をいただきました。
「日本酒学」は日本酒を中心に、文化・経済・歴史・観光など多分野にまたがる学問であり、まさに“対象限定・領域横断型”という表現がふさわしい内容でした。特に文系的視点からのアプローチとして、「日本酒を通じた地方創生」に焦点が当てられた点が印象的でした。
中でも、「キラー・コンテンツ型」という地方創生の手法が心に残りました。興味の入り口は狭くとも、深く刺さるコンテンツは人々の心に強く残り、やがては地域そのものへの興味に繋がる、まさに日本酒はその力を持つ存在であると感じました。
また、海外市場での展開については、日本酒の定義が国によって曖昧であることから、単に輸出を増やすだけでなく、「SAKEとは何か」を明確に伝える戦略の必要性も学びました。定義を広げ、世界観を構築することで、ようやく日本酒は「世界酒」へと進化していくのだと思います。

私自身、改めて日本酒がただの嗜好品ではなく、日本の文化や産業、地域の未来を支える可能性を秘めていることに気づかされました。
以上の3つの講義を通じて、日本の伝統文化と現代社会とのつながりを深く考える貴重な機会となりました。伝統を守りながら、時代と共に進化していく姿勢を、自分自身の生き方にも取り入れていきたいと感じました。
関連リンク
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